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ロボット教育で理系に強い子どもに育てる3つの利点
将来どんな社会になっても生き延びていけるのは理系脳と言われています。理系脳って、文系脳とどう違うのでしょうか。
理系脳は数学、理科ができるというだけではありません。発想力、推理力、問題解決力という能力があること。つまり将来の変化に耐えていけるのはそういった能力です。
一方文系脳とは歴史や経済学、心理学のように過去の統計の上に成り立った事実を理解し、わかりやすく説明したりできる能力。膨大な知識を記憶できるのも文系脳の利点。また人の感情や気持ちを優先するという特徴もあります。
どちらも必要なことですが、変化の時代に合っては以前の統計は役に立たないことも出てくるかもしれません。今以前常識と思われていた事実がまったく反対の事実であったことが発見される時代です。文系脳であっても、事実の変化に柔軟に対応できる理系脳も必要だということです。
あなたの子どもが理科、数学が苦手でもがっかりすることはありません。ロボット教育で理系脳が鍛えられるのです。
1:直感的に理解する能力が鍛えられる
ロボットを組み立てたり、プログラミングをするとき、目の前のものを作り上げることに集中します。組み立てているうちに、ここをこうつなげるとこうなる、ということが直感的に理解できるのです。これは将来未知のことに向き合った時に、こうじゃないのかなと直感的に推測する力にもなります。直感の力ってとっても大事で、過去の経験や損得勘定から得られる決定より正しいことが多いと言われているのです。
2:複雑なことを頭の中で整理しながら理解できる
ロボット組み立ては正確にひとつひとつ組み立てていかなければなりません。それによって複雑なことを筋道立ててじっくり考える思考力が生まれます。それはひとつのことをやり遂げる忍耐力を養うことにもなります。
3:知的好奇心を刺激して探求心が生まれる
人間の脳や神経はロボットの形や動きをみて感動を覚えるようにできているのだそうです。でも大人になってしまうとそういった感動に対して鈍くなってしまいがち。感受性の高い子どものうちにロボット製作を学ぶことは、どんなことに対しても好奇心をもって探求していく基礎が作られることになるのです。
さて、ロボット教育で理系に強い子どもに育てる利点3つはいかがでしたか?
ロボット教育に関しては海外の学校より遅れを取っている日本ですが、いまは各地でロボット製作が学べる教室や施設が開催されているので、ぜひ利用してみてくださいね。家庭でも科学に対するニュースや番組があったら、積極的に見てみるのもいいことですね。
まとめ
ロボット教育で理系に強い子どもに育てる利点3つ
1: 直感的に理解する能力が鍛えられる
2: 複雑なことを頭の中で整理しながら理解できる
3: 知的好奇心を刺激して探求心が生まれる