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将来の夢が見つからない子どもに話してあげたい3つのこと
子どもが小学生の時は、あまり深く考えないで直感的にいろいろな将来の夢を語れるのに、中学生ぐらいになると、現実が見えてきて、将来の夢を口に出さない、将来の夢が見つからないという子どもも多いもの。親としては子どもに夢がないなんて、と心配になってしまいがちですが、子どもにやる気がないとか、好奇心がないということではありません。
将来の夢は具体的に口に出したり、紙に書いたりすると実現しやすいといわれています。子どもが自然に将来の夢を口に出せるよう、親として子どもに語ってあげたい3つのことをご紹介します。
1.子どもが小さかったときの話をしてあげる
小学生や中学生の子どもに赤ちゃんの時の話をしたことはありますか。子どもって自分が小さかった時の話を聞くのが大好きです。一緒にお風呂に入っている時とか、休日のお昼ごはんを食べている時などのリラックスしているときに、赤ちゃんのときのエピソードを話してあげてみてください。
過去の自分を知ることで、将来への道が明確になることだってあります。潜在意識の中で、好きだとか、やりたいと思っていることがはっきりすることにつながるかもしれません。
2.親のこれまでの人生を語る
子どもにとって、親の人生だって興味があるもの。親がどんな子どもだったのか、成績はどうだったのか、どんな仕事をしてきて、今満足しているのか、赤裸々に語ってあげてください。自分の人生に満足して自信があるなら、こんな人生もいいよというアドバイスにもなるし、もし後悔することがあるなら、反面教師として子どもの役に立つかもしれません。できるだけ事実をありのままに話して、脚色したり、親の価値観を押し付けたりしないことが大事です。
3:好きな芸能人や現役有名人の名言を解釈してみる
将来の夢を実現するために、過去の偉人の武勇伝を読むといいいという記事を見たことがありますが、あまりにも時代が違いすぎると、現実味がありませんよね。子どもが好きな芸能人や成功している現役の有名人の話をしてみるのはどうでしょう。その人を目指すとか目指さないは関わらず、夢を叶えた過程や、どんな苦労があったかという話は参考になることが多いです。特にそういった人たちの名言は心に響くものがあります。子どもにとって理解するのには難しいこともあるので、解釈してあげてみるのもいいですね。子どもがどう思うかという意見も聞いてあげるとより心に残りやすいでしょう。
さて、将来の夢が見つかるようになるために親が子どもに話してあげたいこと3つはいかがでしたか?
今将来の夢が具体的にないなら、無理に引き出すことはありません。子どもには好きな事や得意なことは必ずあるはず。自分自身を見つめて考える時間を与えてあげることは大事です。そうすることで将来の夢も見えてくるのではないでしょうか。
まとめ
将来の夢が見つかるようになるために親が子どもに話してあげたいこと3つ
1:子どもが小さかったときの話をしてあげる
2:親のこれまでの人生を語る
3:好きな芸能人や有名人の名言を解釈してみる